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「メンタルモデル」を知り、自分の価値や可能性を広げよう

メンタルモデルとは?

過去の体験から、「これはこうだ」と推測し判断することを、メンタルモデルといいます。

人には、過去の経験や体験から出来上がった「前提」があります。前提が、行動や発言の判断軸となっていることが多いのです。

犬に例えてみましょう。小さい頃に犬に噛まれた経験がある人は、大人になっても犬を見ると怖い、危険だと思い、近寄りません。
一方、小さい頃に子犬を飼っていて、家族のように共に生活していた人は、犬を見ると可愛いと思って近づきます。

このように、「メンタルモデル」という人それぞれの「前提」により、行動が変わります。

人間の脳には、過去の経験からシステムのようなモノが形成されます。
情報をキャッチすると、そのシステムが作動し、「こういう時はこうだ」、「こうするにはこうしたほうがいい」と、無意識のうちに脳が働きかけます。人の行動や発言の7、8割は無意識の中で判断している、と言われています。
実は、多くの人が日常の中で、無意識下にメンタルモデルを作動させているのです。

SUNSの研修でメンタルモデルについて学ぶ理由

メンタルモデルについて学ぶことで、自分の可能性を広げられるようになります
先ほど述べた通り、メンタルモデルは無意識レベルに存在するため、気がつかないことが多く、自分自身を内省しないとその仕組みに気づくことが難しかったりします
日々の仕事やプライベートの中で、「ああメンタルモデルだ」と思うことはほとんどないでしょう。

日頃からメンタルモデルが、良い方向へ働いていれば問題ありません。しかし、悪い方向へ働くと、本来上手くいくことも上手くいかず、それが積み重なると、自らの評価を下げてしまっている原因となっていることがあります

例えば過去、厳しく叱られたことがあると、また怒られるのではないかと思い、結果として行動しなくなる、ということもあるでしょう。
上司がメンタルモデルの仕組みを知っていたら、例えば部下が行動して失敗した際、チャレンジしたことを褒めることで、次回、同じ機会が訪れた時、チャレンジしようと思えるようになります。失敗してもチャレンジすることが大切だと認識できるようになります。

メンタルモデル(行動の判断軸)がマイナスに働いている場合は、その考えを書き換えることで、無意識の内に自ら制限していた行動を変えることができるかもしれません

過去が全てではありません。メンタルモデルを超えて行動することで、モノの捉え方が変わり、その経験を重ねることで、前提が書き換わり、違う結果を導くことが可能になります。

メンタルモデル研修の実施による効果や事例

SUNSの研修では、自らのメンタルモデルに気づく体感ワークを行います
受講者に、本気で体感ワークに取り組んでもらうことで、分かっていてもできないことがたくさんあることに気がつきます。
行動しないといけない場面や発言しないといけない場面で、わかっているが躊躇してしまう、もしくはどんどん人の話を聞かずに突っ走ってしまうなど・・・
それは、自分の中の前提、過去の体験からそうなってしまうことが多いのですね。

日常だけでなく、仕事の中でも同じことをしている可能性があります。
ワークショップで未知の状態に置かれることで、自分の慣れ親しんだ思考の特性や傾向に気がつくことができます。

例えば、過去、会議で一言も言わなかった人がメンタルモデルに沿って自己分析を行ったとします。すると、その人の前提には、過去会議で発言したら厳しく怒られたという経験がありました。
正解を言わないといけない、間違ったらだめだ、と思い込んでいる自分に気がつくのですね。
正解は誰も持っていない、自分の意見を言うことが大切だと思えるようになります。

SUNSでは、体感研修の他に個別面談があるので、そこで改めてみなさんに話を聞きながら、メンタルモデルを自分の仕事や日常に落とし込んでいくためのフォローを行います。

メンタルモデルに気づくことで、自分自身の持っている価値や可能性を広げることができるでしょう。

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