Blog

SUNSのブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. SUNSの研修
  4. フォロワーシップを学び、率先して組織やテームに貢献しよう!

フォロワーシップを学び、率先して組織やテームに貢献しよう!

フォロワーシップとは

リーダーに対して、部下や後輩のことを「フォロワー」と呼びます。
「フォローワーシップ」とは、「フォロワー(部下・後輩)」が、組織や上司に対して自ら自律的に考えて行動したり、支援したりする働きかけのことをいいます。

「自ら自律的に考えて行動したり、支援したりする働きかけ」とは、上司から言われたことを、何の問題意識を持たずに、真面目にやり続けるいわゆるイエスマンではなく、組織や上司に提言はするが、自ら率先して動かない、いわゆる評論家でもありません

理想的なフォロワーとは、「こういった問題が起きているので、こうしてみてはいかがですか?」などと、健全で建設的な提言を行いつつ、リーダーの意思決定事項や指示に対して、当事者意識を持って自ら率先して実行に移すことができる人なのです。

フォロワーシップについて学ぶ理由

フォロワーシップ理論を唱えている、カーネギーメロン大学のロバート・ケリーによると、今の世の中、組織の成果に対するリーダーの影響力は1、2割程度で、部下や後輩の支援が、8〜9割と説いています。
どんなに素晴らしいリーダーがいても、具現化する部下がいなければ、組織として成果が出ません。そして、現代のようにビジネス環境が急速に変化する状況下で、リーダーだけで正解を導くことはとても難しくなってきています
そんな状況下で、組織の成果を最大化するには、より現場に近いフォロワーの発言や行動がとても重要になります。

またフォロワーの中でも、サブリーダーと言われる立場のフォロワーシップが、組織の成果にとても大きな影響を与えます

末端のフォロワー(部下)は、誰をみているかというと、リーダーの指示を具現化している「最初のフォロワー」であるサブリーダーの発言や行動を参考にしているのです。このサブリーダーが、フォロワーシップを発揮できれば、さらに積極的なフォロワーを増やすことができ、組織の成果を最大化することが可能になるのです。

逆にリーダーの指示に対して、サブリーダーが陰でネガティブな発言や行動してしまうと、情報量の少ない末端の部下たちは、さらに組織への不信感から、さらにネガティブな反応や消極的な行動をする可能性が高まってしまいます

SUNSで学ぶことによる効果や事例

SUNSの研修では、体感ワークを通じてフォロワーシップの重要性をあらゆる視点や立場から学んでいただきます

実際の体感ワークでは、リーダー役と部下役に分かれていただきます。リーダー役の指示が曖昧な時に、部下役は「今、確認したら迷惑かな」、「チーム活動を止めちゃうから、質問できないな」という心理状態から発言を躊躇してしまい、チームとしての成果が出ないことがよくあります。

体感ワークの振り返りを通じて、自分の考えを躊躇して言わなかったことが、チームの成果に大きな影響を与えることに気づいていただきます。この気づきを職場でも実践し、リーダーに対して積極的に提言するようになったり、さらに率先して行動するようになったお話をよくお伺いします

逆にリーダーの立場である受講者は、フォロワーの立場に立って発言をしたり、行動しするようになったり、フォロワーの意見を聞く時間をあえて取る人も多数おられます

まとめ

フォロワーシップというのは、上司や周囲を動機づけたりする働きかけに繋がります。つまり、フォロワーシップを正しく学び、身につけることで、リーダーシップを発揮することができるようになります
動機づけというのは、部下後輩でもできます。リーダーだけがリーダーシップを発揮するのではなく、部下後輩もリーダーシップを発揮することで、大きな成果を生み出す事や、組織の活性化につなげることができます。

SUNSの研修で、フォロワーとの関係性を見直したり、自分自身のフォロワーとしての重要性を認識してみませんか?

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事