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失敗を恐れず、ストレッチゾーンで自らの成長を加速させよう!

「コンフォートゾーン」と「ストレッチゾーン」とは

みなさん、子どもの頃、初めて自転車に乗れたことを思い出してみてください
初めてまたがって、いきなり乗れた人は、ほとんどいないでしょう。両親や兄弟、友達や先生など、誰かにサポートしてもらって、たくさん練習したのではありませんか?乗っては転んで、乗っては転んで、を繰り返して、ある瞬間、急に乗れるようになったと思います。

自転車に初めて乗れた時のように、成長するということは、失敗を繰り返しながらできるようになっていくものです。言葉を返せば、成功するためには、失敗するリスクを取らなければいけません

このように、リスクの大きさの程度はあれ、子どもの頃は失敗を恐れずにチャレンジできることが、たくさんあったのではないでしょうか

では、今はどうでしょうか?
大人になるにつれて徐々に失敗の経験値が増えていくと、今度は失敗することに対して恐怖が生まれるようになります。

幼い頃は、ある意味、生活していく上でチャレンジせざるを得ない状況に立たされることもあったでしょう。しかし、さまざまな経験を積み大人になると、あえてやらなくても生活できるような状況が増え、無意識に失敗への恐怖が勝り、チャレンジしなくなってしまうのです。

新しいことにチャレンジせず、予測できる領域のことを「コンフォートゾーン」といいます。コンフォートとは、英語で「快適」という意味です。
自分の過去の経験や、体験から予測できる領域にいるため、大きな失敗やミスをしない、つまり本人にとって、快適な領域というわけです。

一方、新しいことにチャレンジする領域を、「ストレッチゾーン」といいます。「ラーニングゾーン」などとも呼ばれています。

「コンフォートゾーン」と「ストレッチゾーン」について学ぶ理由

前述しましたが、人は、年齢を重ねれば重ねるほど、無意識のうちにコンフォートゾーンにいたくなるものです。一説によると、人生の90%はコンフォートゾーンにいるという話もあります。
コンフォートゾーンに、意識的にも無意識的にもいようとし続けるのは、もちろん本人にとっては安心かつ安全ですが、その状態では何も成長しなくなってしまいます

会社単位で置き換えると、組織は個々の集合体なので、個々の成長が止まってしまえば、組織も停滞してしまいます

コンフォートゾーンの厄介なところは、無意識的にそこにいようとしてしまうこと。「傷つきたくないので自ら厳しい環境に身を置きたくない」、「自分の失敗で周囲に迷惑をかけたくない」など、無意識のうちに新しいことにチャレンジしなくなってしまうのです。
これは、一見「ノーリスク」に見えますが、長期的にみると、かなりリスクのあることなのです。そもそも、世の中に「ノーリスク」になることはほぼありません。現状維持というのは、実際は維持できておらず、衰退しているのです。

人にも「市場価値」があります。
自ら失敗を恐れずにチャレンジする場に身を置かないと、その人の市場価値は変わりません。そして、止まり続けることで、いずれ市場価値が下がってしまうのです。

SUNSで学ぶことによる効果や事例

SUNSの研修では、体感ワークを通じて、まずは自らのコンフォートゾーンに気づいてもらうところからはじめます。

コンフォートゾーンは、その人の過去の経験によって異なります。例えば、社会人1年目が学ぶビジネスマナーや言葉遣いは、彼らにとってストレッチゾーンになります。一方、社会人5年目や10年目にとっては、それらはコンフォートゾーンになります。このように、個々のコンフォートゾーン、ストレッチゾーンの違いについても気づきを得ることができます。

例えば、曖昧なまま進めることができない、全員がクリアできる状態にしないと成立しないような体感ワークを実施。自分の意見を言うことは、何年経っても苦手な人は苦手ですし、特に意見を言うことに対して課題を感じている人は多いです。正しかろうが間違っていようが、意見をしないとチーム活動が前進しないことを体感していただききます。

体感ワークで、ストレッチゾーンとコンフォートゾーンを学んだ上で、意見を言わざるを得ないような状況になることで、自らをストレッチゾーンに置いて挑戦してみようと思えるようになります。そして、それらの学びを実際の仕事にいかせるようになります。

これらの体感ワークを受講したことで、先送りしていたことに積極的にチャレンジするようになったり、自分が責任を持って業務をやり切ろうと思うようになった、といったお声をたくさんいただいています。

まとめ

ピンチはチャンスという言葉がありますよね。大抵、半分本気、半分冗談で使ったりしますが、意外と人の成長に当てはまる言葉ではないでしょうか。
「逆境が人を成長させる」と言いますが、自分が成長したければ、新しい環境や厳しい環境に身を置くことが重要になるでしょう。

「逆境」はネガティブなイメージが強いですが、コンフォートゾーン、ストレッチゾーンについて学び、「逆境は、人が成長するチャンス」でもあると、捉えてほしいと思っています。
逆境の中、時に思ったような成果が出ないことがありますが、逆境と向き合い、一生懸命努力すれば、人は必ず成長はしているのです。特に私は逆境の中に立たされることが多く、それらの環境が、自分を大きく成長させてくれたと心の底から実感しています。

居心地がいいなと思っていると、もしかしたら自分自身の成長が止まっている可能性があります。チャレンジすること、成長することに、年齢は関係ありません。

SUNSの研修を通じて、もう一度、自分自身の成長と向き合ってみませんか?

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