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「視座」を高め、物事の本質を捉えられる人材になろう

視座とは?

視座の話をすると、よく、「視点」、「視野」、「視座」の3つがあげられますので、それに置き換えて話をします。

良い会社か、悪い会社か判断する時、視点、視野、視座はそれぞれ以下の通りになります。

「視点」は、売り上げ、利益、商品、人材、将来性と、ひとつのポイントで考えます。

「視野」は、短期的に考えるのか、長期的に考えるのか、数字を単月で見るのか、年単位で見るのか、と、範囲で考えます。

「視座」は、どの立ち位置で捉えるかという話になります。
簡単にいうと、「社員」の立場で観るのか、「店長」の立場で観るのか、「エリアマネージャー」の立場で観るのか、「経営者」の立場で観るのか、はたまた、「お客さま」の立場で観るのか、ということですね。

どの立ち位置で物事を観て、考えるのか、これが視座になります。

なぜ、視座について学ぶのか

視座が低くなると、自分の立場や自分の過去の経験だけで、物事を判断してしまう可能性があります
自分の経験値で行動することも大切ですが、過去に固執してしまうと、常に変化している現実との間にギャップが生じ、誤った判断をしてしまう可能性が高まります。

視座を高めることで、自分だけでなく、上司や経営者、お客さんといったあらゆる立場で考えられるようになり、物事の本質を捉えられるようになります

また、「なぜやるのか」、「なぜこうするのか」といった、多面的な思考の重要性も理解できるようになります。
多面的に情報を得たり、考えられるようになることで、効率的に成果を出すことが可能になるんですね。

視座を高める研修の実施による効果や事例

視座を高めるための「体感ワーク」を実施することで、自分の立場や経験だけに固執せず、物事を多面的に見ることの重要性を、身をもって知り、腹落ちするレベルで納得感を得ることができます
自分自身の視座を高めるだけでなく、周囲の視座を高めることの重要性も、深いレベルで理解できるようになります。

たとえば、新入社員の中には、目先のことばかり見てしまい、「こんなことやっていてなんの意味があるんだろう」と思っている人がおられます。
そんな時、上司や先輩が、「なぜその作業が必要なのか」、「その作業を行うことがどんな影響をもたらすのか」といったことを伝えてあげるだけで、新入社員の視座は高まります。

価値ある人材になるためには、高い視座で物事を捉えたり、考えたりする必要があります。

さらに、研修で学んだことを全社員に導入していくことで、共通言語ができ、組織全体に良い効果をもたらします
「視座が低いよ」と一言伝えるだけで、社員の間でも気づきを与えることが可能になります。

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