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アサーティブコミュニケーションとは?健全な議論で本質的な課題解決を目指そう!

アサーティブコミュニケーションとは

職場での会議やミーティングなどで、その場、その状況に合わせて、上手に相手の話を聞いて、自分の意見を伝えられるコミュニケーションのことを、アサーティブコミュニケーションといいます。

仕事を進める中で、「衝突や対立」をする場面はたくさんあります。
ひとつの組織の中には、立場や役職、置かれた環境が異なる人たちが多数集まっています。
そして、職場ではこのような「立場の違う人」や「価値観の異なる人」と議論を重ね、本質的な課題解決を行わなければいけない場面が、多数発生します。

「衝突や対立」をすることをコンフリクトというのですが、ほとんどの組織が、このコンフリクトを繰り返しながら仕事を進めているのです。

アサーティブコミュニケーションを学ぶ理由

「衝突・対立」というのは、決して悪いことではありません。ただ、感情的になってしまっては、本質的な課題解決はできません。感情に流されてしまっては、事実を見逃してしまったり、新しい意見に耳を傾けなかったりして、新たな可能性を閉ざしてしまう可能性が高まります
お互いを尊重し、考えの違いを受け止めて、健全な議論を繰り返して、「衝突や対立」を乗り越えていかなければ、効果的な解決策を導くことが難しくなってしまうのです。

しかし実際は、人の意見を聞かずに、自分の意見を押し付けてその場を解決してしまったり、自分の意見があるけれど、衝突や対立を恐れて何も言わず、その場を解決してしまうことが多いのです。
そのような時に、「アサーティブコミュニケーション」が求められるのです。

例えば、「A」という意見と「B」という意見で衝突・対立した際、どちらがいい悪いではなく、議論を交わしていくことで、新しい「C」という案を作っていくようなコミュニケーションが求められる時もあります
その際に、自らの感情をコントロールして、「事実」と「解釈・感情」を分けて伝えることが重要になります。

「事実」はこうで、その事実に対して「私はこのように思っています」「なので、こうしませんか?」といった伝え方をすると、自分の考えや思いなどを上手に伝えることができるようになります。
この「事実」、「解釈・感情」、「提案」を整理して伝える手法も、アサーティブコミュニケーションのひとつなのです。

上手な伝え方を身につけ、健全な「衝突や対立」ができないと、結果的に個人の関係性が悪くなるだけでなく、組織全体の停滞にもつながります

SUNSで学ぶことによる効果や事例

SUNSの研修では、コンフリクト(衝突・対立)を繰り返しながら、課題解決を行う「合意形成ゲーム」を実施します。

「合意形成ゲーム」を通じて、今までは、自分が思っていることだけを一方的に話していた人や、話すのをやめちゃって黙ってその場が終わるのを待っていた人が、アサーティブコミュニケーションを通じて、お互いの妥協案を探っていったりするコミュニケーションを理解できるようになります

職場に戻ってからは、上司に何かを提案する際に、今までは、「自分の立場でしか考えてないんじゃないの?」、「会社全体の視点で考えてる?」と指摘を受けていた人が、「事実」と「解釈」を上手に整理して提案するようになったことで、余計な指摘を受けなくなったというお声もいただいたことがあります。
きちんと根拠を整理し、自分の考えを伝えることで、説得力も増すことでしょう。

まとめ

良い意見を持っているのにも関わらず、伝え方がわからないことで、意見を出せずにいると、結果としてその意見は実現されず、組織としても停滞につながってしまいます。

「会議では、いつも同じ人しか発表しない」、「若い社員から意見が出ない」と悩んでいる皆さま。
「意見を上手に伝える方法」を学び、個人だけでなく、組織全体が活性化していけるような関係性、環境づくりを目指しませんか?

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