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「GRIT(グリット)」を実践し、成功を手に入れよう!

GRIT(グリット)とは

「GRIT(グリット)」とは、アンジェラリー・ダックワースが提唱している理論で、成功者が持っている共通の能力を指します。
GRIT(グリット)は、Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の頭文字をとったもので、「熱意の継続性」、「努力の継続性」のことをいいます。要は、諦めずに取り組み続けることが大切だということです。

GRIT(グリット)の提唱者であるアンジェラリー・ダックワースの研究のひとつに、学生の退学率とその傾向について調査したものがあります。独自に開発した「やり抜く力」のアンケートに答えてもらった上で、途中で退学する学生は誰か、最後まで在学し卒業できるのは誰か調査したのです。
アンケート結果が低い人は途中で退学し、高かった人は最後までやり遂げるという結果になりました。
結果的に、学歴や容姿、家庭の裕福さなどに関係なく、成功する人はみな共通して、熱意の継続性、努力の継続性を持っていることが判明しました。

熱意の継続性・努力の継続性が成果を残すために重要である事に関して、多くの成功者たちもメッセージを残しています。元プロ野球選手のイチローは、「確かな一歩の積み重ねでしか、遠くには行けない」と言っていますし、元プロバスケット選手のマイケル・ジョーダンも、「一度でもあきらめてしまうとそれがクセになる。絶対にあきらめるな」と言っています。

ビジネスの世界でも、経営の神様といわれる松下 幸之助氏は「あきらめない限り、失敗ではない」という名言を、本田 宗一郎氏は、「私の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きることにある。」という名言を残しています。このように成功者は、ことあるごとに熱意の継続性、努力の継続性の重要性についてメッセージを送り続けています。

GRIT(グリット)
Guts:度胸
Resilience:復元力
Initiative:自発性
Tenacity:執念

GRIT(グリット)を学ぶ理由

そして、アンジェラリー・ダックワースは、GRIT(グリット)は短距離走ではなく、長距離走と同じで、何年も自分の目標や夢を諦めずに継続する力と言っています。

でも、言葉で言うのはかんたんですが、実行するとなると難しいですよね。
「やらなきゃいけないのは、わかっているけど、やらない。」よくある話です。

それは何故なのか?

行動経済学の用語で、「双曲割引」というのがあります。これは、今すぐできる事を優先してしまう心理のことを言います。例えば、集中して取り組めば3時間で終わり、後は自由になると分かっている仕事でも、なかなか仕事を始めず、ネットサーフィンをして、そんなに面白くない動画を見てしまうことがあります。

これは、3時間後に得られる快楽より、3秒後に得られる快楽の方が、価値が高く感じてしまうからなんです。目標から脱線してしまう行動の多くは、この「双曲割引」的心理が原因だったりします。3秒後に快楽を得たいと思うがあまり、3時間の我慢が難しくなるのです。言い方を変えると3時間の努力を苦痛に感じてしまうのです。

では、「双曲割引」という心理現象を克服するためには、どうすればいいのか?

1つ目が「視座を高める」ことです。目標が達成した状態をイメージしたり、達成して得られる快楽や成果をイメージすることです。今、頑張れば、後でもっと大きな成果を得られることを考え、信じることです。合わせて「3秒後の快楽は、自分の人生に本当に必要なのか?」と、自分に問うことです。

2つ目が、努力の過程で小さな成功体験を積み上げ、受け止めることです。
イチロー選手の言っている「確かな一歩の積み重ね」が小さな成功体験の積み重ねなのではないでしょうか?また「小さな成功体験」とは成果だけではなく、時に、努力を継続している自分を褒めてあげることも大切でしょう。

SUNSで学ぶことによる事例や効果

SUNSでは体感ワークを通じて、GRIT(グリット)について学んでいただきます。
達成することが難しいような、非常に難易度の高いワークに取り組んでいただき、GRIT(グリット)という考え方を理解していきます。難しいワークを実施していくと集中力が途切れてしまう人や、諦めずに最後まで挑戦し続けようとする人など、さまざまな反応を見ることができます。
体感ワークを振り返り、職場で物事が思い通りにいかなくなる時、自分自身は、「どのような感情になり、どのように思考し、どのような行動をするのか」を振り返って頂きます。そして、そのような場面でGRIT(グリット)が求められることに気づいてもらいます。

受講者の方からは、GRIT(グリット)が社内で共通言語になり、お互いにモチベーションを上げられるようになったというお声をいただきました。
GRIT(グリット)の言葉を自分のデスクトップに貼って、奮い立たせる人もいるそうです。

まとめ

人の価値が本当に試される時は、物事がうまくいかなくなった時だったり、逆境の時だったりします。それは、仕事やプライベートも同じです。
逆境の場面こそ、GRIT(グリット)が求められます。GRIT(グリット)という考え方を知っていることで、諦めずにセルフモチベーションしながら目標達成に向けて行動し続けることができるようになります。GRIT(グリット)を知っているか知らないかで、その人の価値や成果は大きく異なります。

SUNSの研修を通じて、GRIT(グリット)について学び、努力と熱意を継続できる人材になりませんか?

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