経営者
佐藤 友紀さま
株式会社千代田商事 佐藤 友紀さま
- 御社について教えてください。
- 燃料小売卸業を行なっています。山形や仙台を拠点に、ガソリンスタンドや整備工場運営、及び灯油・ガス等エネルギーの配送や暖房機やガス機器等ホームライフ・カーライフの関連商品を販売しています。2020年に創業70年を迎えました。
- SUNSの研修を依頼した経緯を教えてください。
- 燃料小売業なので、系列というのがあるんですね。私たちは昭和シェル(現在は出光)の特約店で、 東北支店からある日、「特約店社員向けの研修を行うので、受講希望者を選出してください」と連絡がきたのがきっかけでした。
当社からも1名選出し、リーダーシップ研修に参加させました。2014年のことでしたね。
そうしたら、その1名が研修を受けてものすごく変化したんです。びっくりするくらい良くなって。
昭和シェル東北支店からは、来年もあるよといわれて、翌年ももう1名が参加しました。
その研修を何年か繰り返しているうちに、1名ではなく、複数名参加させたいなと思うようになりました。
昭和シェルのような大手企業しか対象にしてくれないと思っていたのですが、話を聞いてみると地方中小企業に対しても研修を実施してくれると知り、ぜひやりたいなと。ここではじめて、昭和シェルの東北支店の研修担当者に、直接遠藤さんを紹介してもらったのです。
遠藤さんはとても気さくな方で、「山形や仙台でもやりますよ!」と快く引き受けてくださったのを覚えています。
その後打ち合わせを重ね、2019年の4月からスタートしました。フルパッケージで、研修と個別面談、1年間かけて実施していただいています。 - SUNSの研修に参加してみてどうでしたか?
- 基本的に受講者は社員で、私はオブザーバーという形で参加させていただいていますが、大変勉強になりました。
これまでに、いろいろな研修の受講や主催をしましたが、やはり体感型というのが違うなあと思いますね。
一方的な座学ではないんです。数分間から1時間くらいの体感ワークがあったりと、たくさんの種類の体感ワークが研修に取り入れられているんですね。
ビジネスゲームを取り入れる研修は他にもありますが、SUNSさんの研修ほどワークを取り入れている研修は見たことないです。
さらに、あれだけワークをやって、そこから受講者に「気づき」を与えたり、「腹落ち」をさせるという技術も素晴らしいですね。
体感型のワークを実施しただけでは、学んだことを自分の仕事に生かすことは難しいですよね。
それを研修の中で振り返る時間や、ディスカッションする時間を設けることで、自分の仕事や考え方、普段の習慣と結びつけることができ、気づきを腹落ちするという行為に繋がるんです。
そういった形式のワークが複数あることで、人によってそれぞれハマるものがあるというのもいいですね。
だから多くの受講者から「また受講したい」、という声が挙がるんだと思います。
あとは単純に楽しんでいる、やらされている感じじゃないというのもあると思います。受講者がうまく楽しめる工夫が、取り入れられているんですよね。
そして、先生が受講者と面談してくださる「個別面談」が印象的でした。研修で面談までしていただけるなんて、初めての経験でとても新鮮でした。
面談後の感想を聞くと「面談だけでも受けたい」という受講者が多いんですよね。かなり大きな効果があるのだと感じました。体感型研修と個別面談を合わせて行うことが、研修の大きな成果を生み出しているのではないかと考えています。
とても良い仕組みだと感じています。よく思いついたなあと!
受講生からは「また遠藤先生の研修を受けたい、面談を受けたい」といったリクエストが多々あったんですね。そういった意味でも、当社として研修を受講することができて良かったと思います。 - 受講前後で、社員のみなさんに変化はありましたか?
- 人によって違った形で、研修の良い成果が現れていたように感じました。
受講した社員は、店長・課長や次期管理職候補者で、パート・アルバイト・季節雇用の協力社員をマネジメントする職務を担う人材がメインです。50代や60代のベテランから、20代の若手社員など幅広い社員が受講しましたので、受け取り方は人それぞれだったと思います。
総合的な研修だったので、メンタルやモチベーション、マネジメントなどについて学んでいく中で、個々が抱えている課題やスキルに気づいたようでした。
先生の言葉をお借りすると、「ストレッチゾーン」ですね。成長できる、伸びしろのあるポイントを自分なりに見つけたようです。リーダーとして成長した人もいれば、フォロワーとして成長した人もいて、私からみても、受講者一人ひとりが自分に必要な成長をしていたと感じます。
私はオブザーバーとして参加していましたが、社員たちの成長を見守るのも楽しみでした。
印象的だったのは、昭和シェルの特約店向けの研修に参加した社員ですね。研修を経て、課長からさらに上の、課長をまとめる立場へ成長していったのですが、その社員が研修後、「良い意味で以前の自分が恥ずかしい」と言っていたんです。
「会社や周囲の人間、部下への接し方など、過去に自分がやっていたことが恥ずかしいと思います」と笑っていたのを今でも覚えています。
中にはやっぱり、嫌々やらされているように見える人もいたんです(笑)。「嫌だな」「仕方ないな」という気持ちで受講しているのが態度から見て取れました。
でもそのうち、みんな楽しみながら受講するようになるんですね。研修終了後に、「もう一度受講できないのか」「面談だけでも受けられないのか」といった声が受講者たちから挙がってきたのには驚きました。 - 遠藤さんはどんな人ですか?
- 一言で言えば「すごいな」と(笑)。奥深い方ですね。明るくて楽しいお人柄ですし、人生経験が豊かで幅広く・・・。
私自身、いろいろな研修に参加したり、オブザーブしてきましたが、初めて出会うタイプの研修講師だなと。
私は講師ですという感じがないんですよ。かしこまっていなくて、いい意味でえらぶってもなく、「一緒に楽しみながらやっていこう」というスタイルなんです。研修そのものが体験型だからというのもあるかもしれませんが、講師と受講者と線引きしているのではなく、一緒の方向を向いて受講者に向き合っていらっしゃるんですよね。
「人との接し方」や「場の雰囲気の作り方」「入り込み方」がうまいのでしょうね。研修前の打ち合わせからそんな感じなので、元々そういうことがお上手なんでしょう。「天職」なんだろうなと思いますよ。
こちらの悩みとして先生はお忙しい方で、お願いすると1年後とかになってしまうので、もっとゆっくりしていただいてもいいのになあなんて・・・(笑)先生としてはそんなこと言われても困ってしまうと思いますが(笑) - 研修の受講を検討している人へメッセージをお願いします。
- 今までにない感覚を味わえる研修です。人それぞれ、自分の中で何かを見つけることができます。いろいろな学びの角度があり、その中で自分にハマった気づきを得ることができる。研修の活かし方が多種多様でおもしろいですよね。
受講者全員に、「こういったスキルが上がるよ」ということではなく、それぞれが自分の成長を模索していけるような内容になっていると感じます。
結局のところ、SUNSさんの研修は、ただのビジネス研修という括りに収まらないのが大きな魅力なのではないでしょうか。
仕事として結果や成果を出すためのスキルはもちろんのこと、それだけでなく、毎日いきいきと「仕事」をするためや「生活」をするためといった、「人生を充実させる道標」のヒントとなりうる研修だと思っています。